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パリ五輪の選手村で食事がひどい理由と原因!仏ケータリング業者が不慣れであったから⁈

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パリ五輪の選手村のメインダイニングで提供される食事について

選手からの不満の声が上がっているようです。

今回は話題にもなっている選手村での食事やなぜ不満が多いのかについてまとめてみました。

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目次

パリ五輪の選手村の食事ができる場所ってどんな場所?

Screenshot

パリ近郊の映画スタジオを改装したメインダイニングでは

約3500席を設けており、アジア料理やアフリカ料理など

世界の文化・宗教に配慮した500以上のメニューを24時間提供しているそうです。

3500席⁈想像できない数ね!!

500以上のメニュー⁈どれ食べようか迷っちゃう!!

24時間営業⁈調理したり運営スタッフが大変ね

30種類以上の野菜が並ぶサラダバー

肉とサイドメニューを焼くグリル

チーズコーナー

ベーカリーコーナー

辛味料理のビュッフェ

デザートバー

フルーツバー

が常設されているようです。

メインダイニング以外にも他のテナントが入っている場所もあるそうです。

過去のオリンピックではマクドナルドは常連さんなんだとか。

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パリ五輪の選手村の食事

フランスの有名シェフ5人が考案したメニューには

地元産の野菜や通常よりも多くの割合の野菜由来の素材をとりいれた料理が話題となっています。

ホットドックに使用されるソーセージなども豆を原材料としたものだということです。

シェフが考案したメニューは見た目にも味も満足のいくもののようですが

日替わり料理の3分の1がベジタリアンということで、肉や卵を食べたい選手からは不満の声が上がっているようです。

肉や卵をもっと食べたい!不満の声続出

選手たちからは食事に対する不満の声がでているようなのですが

どんな内容なのでしょうか。

調べてみると

・肉や卵が少ない

・提供速度が遅い

・盛り付け量が少ない

ということがわかりました。

ドイツのホッケー男子代表クリストファー・リュール選手

「控えめに言っても食事のレベルは最悪だ。ピーク時には長い時間、行列に並ばなければいけない。やっと食事を手にした時には座席も少ない」

オーストラリアヘビー級ボクサーがラムチョップをオーダーすると、「1人2本まで」と言われ、満足な食事が取れなかったという。

2本じゃ足らないんだけど!!

あるイギリス代表選手は

「食事には苦労している。ここ数日でたくさんの人がやってきて、今ではカオス。ピーク時に行くと、チキンを一切れ手にいれるのさえ難しいこともある」

ホンジュラスの競泳フリオ・ホレゴ選手

「午前10時半に朝食を取りに食堂へ行ったが、そのときにはもう卵がまったく残っていなかった。少し遅れて行ったら、もう足りない状態だ」

ルーマニアのローイング、ユリアン・チェラル選手

「今は解決したけど肉が最初は足りなかった」

ドイツの競泳ルーカス・マツェラト選手

「最初は盛り付けの量が少なかったが、今は改善された」

カナダのビーチバレー、ソフィー・ブコベック選手は、

「私たちは野菜が好きだから問題ないが、中には肉を大量に食べるアスリートもいる。彼らは解決策を模索している」

卵や肉などのタンパク質はアスリートにとって不可欠な栄養素で、身体が資本のアスリートにとっては死活問題ですよね。

無事に問題解決できた?

これに対しオリンピック運営側も急遽、肉と卵の量を増やしたとのことです。

これにより、肉や卵が足りないのではという現象はいまは改善されているようです。

また、各国での対策も始まりました。

・イギリス選手団は自国からシェフを招へい。

・アメリカ男子バスケットボール代表チームは、約23億2500万円を投じてパリ市内の高給ホテルを貸し切る

・日本のサッカー代表もシェフを招へい

ただこういった対策ができるのもNBAのドリームチームや世界ランクの高いトッププロだからこそ成せる業。

国や競技によって支援体制は様々で、大きな格差が生じているようです。

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なぜこんなに不満だらけになってしまったの?

選手にとって食事はとても重要ですよね。

その食事が満足にできないことで、競技に影響が出てしまってはいけません。

今回問題となっているのは

・提供される食事の量が少ない

・提供されるスピードが遅い

・肉・卵が少ない

これらの理由は何なのでしょうか?

調べてみると、以下のような理由が見えてきました。

・ケータリング業者の手腕

・環境配慮に重きを置いた結果

どういうことなのでしょうか?

フランスのケータリング業者大手の「ソデクソ」の手際が悪い?

今回のパリ五輪でのケータリング業者はフランス大手の「ソデクソ」

組織委員会は、「美食の国フランス」を訪れる人々の期待を裏切らないよう、

「ソデクソ」に食事提供のアドバイザーとして、レストランガイド・ミシュランの星付きシェフらを迎え入れました。

そのため「美食の国フランス」という誇りは保てたようです

おいしそう!

ですが、アスリートの栄養源としてのメニューが考えられていたかというと疑問ですね。

ソデクソは1988年のカルガリーオリンピックからオリンピックでのケータリング事業に参入されています。

オリンピックでは3500席の席数・24時間運営・500ものメニューという大規模なケータリング事業ですので、

組織運営が重要になってくるようです。

食材の納品・棚卸・配膳・調理するメニューの調整など様々な役分担が発生します。

これを指揮するのは大変なことでしょう。

オリンピックのケータリング事業では何年も前から準備されマニュアル化されて

スタッフの育成などもあったかと思いますが、

イレギュラー対応が発生したりすることで、メインダイニングでの

運営にトラブルが発生することは日々あったのかもしれませんね!

ですが、オリンピックのケータリング実績があるソデクソでは

選手の声をしっかりととりいれて、肉や卵を増やしたりと臨機応変に対応している点から

大規模なケータリング事業の運営で問題があったとは考えられにくいでしょう。

パリオリンピックの開催テーマが悪影響⁈

温室効果ガスの排出量を従来の大会の半分に抑えることを目標に掲げる今回のパリオリンピック

植物性食品の活用を2倍に、プラスチックの使用を削減、揚げ鍋の設置はせずなど

新しい試みではあるものの

選手たちが質の高い競技を維持するために必要な栄養源よりも、

環境に配慮することを狙っているかのような今回のメインダイニングでの食事は

各国から不満の声が上がることになった要因といっても過言ではないでしょう。

選手はミシュラン星付きシェフの考案するメニューより、競技を戦い抜ける筋力やスタミナをつけることに

重きを置いていると思います。

湯で時間・焼き時間・食品ロスを減らすために、提供される食事の質が下がってしまったことは

選手たちの不満を見ていると現実味を帯びてきますね。

運営側はそうした選手の気持ちをまったく考えていなかったのでしょうか。

「フランス料理はおいしいが、ここ(選手村)の料理はそれとは別」ということになったようです。

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まとめ

さて今回はパリ五輪の選手村で提供される食事への不満者が増えているということで、

理由や原因について調べてみました。

開催前から話題となっていた「美食の国フランス」が提供する選手村での食事ですが、パラリンピックが終わるまで

どのように変化していくのか注目はつづきそうですね。

最後までお読みくださりありがとうございます。

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